皆さん、今年の冬はみかんを沢山食べましたか?
みかんを食べる時、当然ですが皮を剥いて処分しますよね。

実はあなたが捨てたそのみかんの皮、乾燥させると様々な使い方が出来るんです!

みかんの皮を干したものは「陳皮(ちんぴ)」という漢方薬として使われます。

「陳」は「古い」という意味で、古皮(10~15年もの)ほど優れた薬効があるとされています。

陳皮は、老廃物の排出、血の巡りの改善などにも用いられる「漢方薬」です。
咳・痰・喉の痛みのような諸症状に効く風邪薬としても中国では昔から使われていたと言われています。

また、料理でも陳皮は活躍しています。
「カレー」や「七味唐辛子」にも、実はこの陳皮がスパイスの一種として入っています。

そんな「陳皮」の作り方は、みかんの皮を乾燥させ粉末状にするだけ!
パウダー状になった陳皮は、以下のような楽しみ方ができます。

①陳皮を「飲む」
急須の中へティーパックに入れた陳皮を投入し、お湯を注ぐと「陳皮茶」の出来上がりです。うっすらオレンジ色に染まったお茶になります。爽やかな香りで、リラックス効果抜群です。味が物足りない場合は、はちみつを入れても〇。

②陳皮を「食べる」
ヨーグルトにはちみつと一緒に入れて食べてもおいしいです。脂肪をあっさりさせてくれるので、肉料理とも相性が良いです。味噌汁や煮ものの風味づけにも陳皮は使えるので、粉状にして食卓にストックしておくと何かと便利かもしれません!

③陳皮の「お風呂」にはいる
陳皮茶を飲んだ後のティーパックをそのままお風呂に入れれば、陳皮風呂が楽しめます。温浴効果があり、ゆず湯のように体がポカポカしますよ。疲労回復、風邪予防、美肌効果など、嬉しい効果が期待できます。

果実だけでなく皮も、乾燥させることで色んな事に応用がききます。
乾燥機の使い方は無限大です!